言紛らす(読み)イイマギラス

デジタル大辞泉 「言紛らす」の意味・読み・例文・類語

いい‐まぎら・す〔いひ‐〕【言(い)紛らす】

[動サ五(四)]話題を転じてその場をごまかす。言い紛らわす。「―・してその場を切り抜ける」
[類語]ごまかすだま欺く偽るたばかるかた誑かすはぐらかす化かす言いくるめる言い紛らわす言い逃れる言い抜ける言い繕う取り繕う紛らす紛らわす一杯食わす鯖を読むお茶を濁すけむに巻く煙幕を張る目をくらます

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言紛らす」の意味・読み・例文・類語

いい‐まぎら・すいひ‥【言紛】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 話題の中心点をぼかしたり、話題をそらしたりなどして、ごまかしてしまう。言いはぐらす。言いまぎらわす。
    1. [初出の実例]「此句悪きといふにはあらず。功者にてただ謂まぎらされたる也」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)先師評)

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