デジタル大辞泉 「言抜ける」の意味・読み・例文・類語 いい‐ぬ・ける〔いひ‐〕【言(い)抜ける】 [動カ下一][文]いひぬ・く[カ下二]言葉巧みにごまかして、責任などを逃れる。言い逃れる。「詰問をうまく―・ける」[類語]ごまかす・騙だます・欺く・偽る・たばかる・騙かたる・誑かす・はぐらかす・化かす・言いくるめる・言い紛らす・言い紛らわす・言い逃れる・言い繕う・取り繕う・紛らす・紛らわす・一杯食わす・鯖を読む・お茶を濁す・煙けむに巻く・煙幕を張る・目を晦くらます 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「言抜ける」の意味・読み・例文・類語 いい‐ぬ・けるいひ‥【言抜】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]いひぬ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 うまく言いつくろって罪になることや責任をとることを避ける。巧みにごまかして苦境から脱する。いいのがれる。[初出の実例]「何とも云いぬけうずようをも不レ知を、獄吏が是をきぶうせめたぞ」(出典:四河入海(17C前)八)「恋故今はあの体すすどけなふて智恵満々、閻魔(ゑんま)の庁でもいひぬける」(出典:浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例