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石上寺 イソノカミデラ

大辞林 第三版の解説

いそのかみでら【石上寺】

奈良県天理市にあった寺。旧跡に二説あり、石上にあった在原ありわら寺とするものと、布留にあって僧正遍昭・素性が住み、良因寺・良峰寺・今宵こよい薬師ともいった寺とするものとがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石上寺
いそのかみでら

奈良県天理市にあった寺。所在地については諸説ある。一つは石上神宮のある布留(ふる)にあった僧正遍昭(へんじょう)(816―890)建立とするものであるが、『続日本後紀(しょくにほんこうき)』834年(承和1)の護命(ごみょう)卒伝に石上寺の名がみえ、疑問がある。ここには遍昭の子素性(そせい)が住んだと伝える。また天理市の北部、字(あざ)石上にあった在原寺(ありはらでら)とする説があり、在原業平(ありわらのなりひら)の住所に建てられたとする。そのほか石上布留村の良因寺とする説などもある。[石田瑞麿]

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