デジタル大辞泉 「罪科」の意味・読み・例文・類語 ざい‐か〔‐クワ〕【罪科】 1 法律や道徳、また、宗教などのおきてに背いた罪。「罪科を数え立てる」2 法律により処罰すること。しおき。「罪科に処す」[類語]罪・科・罪悪・過ち・罪過・犯罪・罪障・罪業・悪徳・背徳・不徳・不仁・不義・不倫・破倫・悪あく・悪行あくぎょう・悪事・違犯 つみ‐とが【罪▽科】 1 つみと、とが。罪過。2 キリスト教で、神の意志にそむくこと。罪。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「罪科」の意味・読み・例文・類語 つみ‐とが【罪科】 〘 名詞 〙① つみととが。悪事と過失。その責任。罪過(ざいか)。[初出の実例]「つみとがは目にし見えねば降る雪の消えむ朝(あした)を見るばかりなり」(出典:忠見集(960頃))② キリスト教で、神の意志にそむくことをいう。[初出の実例]「ワガ tçumi(ツミ) togani(トガニ) シタガッテワ ハカライ タマワザレ」(出典:コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)四) ざい‐か‥クヮ【罪科】 〘 名詞 〙① 法律、道徳、宗教などのおきてや規定を破ってなした罪。また、その罪の程度。[初出の実例]「一国を討滅せり。罪科軽からず、百県に及ぶべし」(出典:将門記(940頃か))[その他の文献]〔後漢書‐郭躬伝〕② ( ━する ) 処罰すること。犯した罪に対して科せられる処罰。また、その条項。とがめ。〔続日本紀‐宝亀一一年(780)〕[初出の実例]「今かれを罪科せば、自余の凶徒を誰か誅戮せん」(出典:平治物語(1220頃か)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例