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肝吸虫症

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栄養・生化学辞典の解説

肝吸虫症

 肝ジストマ症ともいう.肝吸虫[Clonorchis sinensis]の胆管への感染で,胆管の炎症,胆汁の流出障害,腹部膨満感などを引き起こす.

出典|朝倉書店
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家庭医学館の解説

かんきゅうちゅうしょう【肝吸虫症 Clonorchiosis】

[どんな病気か]
 モロコタナゴ、フナなど、コイ科の川魚についているメタセルカリアといわれる幼虫(被嚢幼虫(ひのうようちゅう)といいます)を生食あるいは加熱不十分のまま摂取することで感染します。成虫は胆管枝(たんかんし)や胆嚢(たんのう)に寄生します。
[症状]
 少数の寄生では無症状ですが、多数が寄生すると下痢(げり)、肝腫大(かんしゅだい)(肝臓の腫(は)れ)、好酸球(こうさんきゅう)(白血球(はっけっきゅう)の一種)の増加などの症状がみられます。
 慢性化すると、腹水(ふくすい)がたまったり、浮腫(ふしゅ)(むくみ)や貧血(ひんけつ)をおこし、肝硬変(かんこうへん)や脾腫(ひしゅ)になります。
 糞便(ふんべん)か胆汁(たんじゅう)を採取して検査し、虫卵が見つかれば診断がつきます。
[治療]
 プラジカンテルを3日間内服します。また、川魚はよく火をとおすことが予防となります。

出典|小学館
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