胸腺リンパ体質(読み)きょうせんリンパたいしつ(英語表記)thymicolymphatic constitution

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「胸腺リンパ体質」の意味・わかりやすい解説

胸腺リンパ体質
きょうせんリンパたいしつ
thymicolymphatic constitution

乳児期にみられる過敏性体質一つで,胸腺リンパ組織が肥大している体質をいう。この体質の小児は,健常児では特に問題を生じないような刺激,たとえば,軽い外傷,手術注射感動などに激しい反応を示したり,急死することがある。病気にかかっても悪化しやすいといわれる。副腎皮質機能不全関連があると考えられている。

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