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臨夏 りんか

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百科事典マイペディアの解説

臨夏【りんか】

中国,甘粛省南西部,大夏河の下流にある市。漢民族以外に回族などの少数民族が住んでいる。少し上流に同名の臨夏県(県政府所在地は韓集鎮)がある。自動車道路が蘭州,天水,西寧に通じる交通要地。

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世界大百科事典 第2版の解説

りんか【臨夏 Lín xià】

中国,甘粛省南西部,黄河支流大夏河流域の臨夏回族自治州の中心都市。人口18万(1994)。1928年臨夏県となったが,古くから〈河州〉の行政中心で,この名で呼ばれていた。蘭州,四川省,青海省への交通要地で,住民は回族が多い。北の炳霊寺石窟(へいれいじせつくつ)は北魏以来の仏教美術の遺跡として名高い。黄河と大夏河の合流点付近,蘭州の上流約60kmの劉家峡には,58年ダム建設がはじまり,今日では出力116万kWという黄河流域最大の発電所が活動している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

臨夏
りんか / リンシヤ

中国、甘粛(かんしゅく)省中西部の市。臨夏回族自治州の州政府所在地。人口20万6382(2000)。黄河上流の支流大夏(たいか)河の下流に位置し、西は青海省に接する。秦(しん)以前はチャン族の居住地であったが、漢に枹罕(ふかん)県が置かれ、ついで五胡(こ)十六国時代に河州が置かれ、以後、南の(とう)河上流に設けられた州(現臨潭(りんたん)県)とともに、関中(かんちゅう)より青海、チベットに至る門戸の都市として発達した。険阻な地形にあって軍事的な要衝であると同時に、特産品の交易中心でもあり、とくに明(みん)代には州とともに茶馬司が置かれ、内地の茶とチベット高原のウマが交換された。また、元(げん)代以来、未開地の開拓に入植する回族の集居が進み、解放後も1956年、臨夏を中心に回族自治州が設けられた。産業はわずかな耕地や山地での麦、雑穀のほか、ウマ、ヒツジ、ラバの放牧が行われる程度で振るわない。大夏河が黄河に流入する地点には劉家峡(りゅうかきょう)ダムが設けられ、その奥に五胡十六国時代から掘削された炳霊(へいれい)寺石窟(せっくつ)寺院がある。[秋山元秀]

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