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自然の体系 しぜんのたいけい Systema Naturae

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自然の体系
しぜんのたいけい
Systema Naturae

分類学者 C.リンネの代表作の一つ。『自然の系統』と訳されることもある。スウェーデンで著作に取りかかり,オランダライデンで 1735年に3巻本として出版され,改訂を続けて 58年には第 10版が出た。

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百科事典マイペディアの解説

自然の体系【しぜんのたいけい】

リンネの著書。1735年から刊行され始め,1766年―1768年の12版がリンネ自身の訂正した最後の版である。それまでに知られていた動植物の種類を整然たる体系の下に分類整理しようとしたもので,近代的な分類学の基礎を築いたものと評価される。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自然の体系
しぜんのたいけい
Systme de la nature

フランス啓蒙(けいもう)期の哲学者ドルバックの主著。1770年刊。「物理的世界と道徳的世界との諸法則について」という副題をもつ。ラ・メトリの『人間機械論』(1748)と並ぶフランス唯物論の代表的著作であり、「唯物論の聖書」と評された。本書によれば、自然のうちには物質とその運動のほかには何も存在しない。物質はそれ自身に固有の力によって運動し始めるから、自然には、キリスト教の神も、また理神論者のいう神、つまり運動の第一原因としての神さえ存在する余地はない。また原子や物質の運動はすべて引力と斥力(せきりょく)との必然的法則の支配下にあるから、いっさいは決定されている。むしろ超自然的なものに対する信仰こそ、社会的、道徳的悪の根源である。宗教にかわって確立されるべき現実的道徳についても、この無神論と機械論的決定論の観点は貫かれる。しかし、それは単なる利己主義的な幸福説や快楽説にとどまるものではなく、自己の快楽と他人の幸福との一致を、「社会の轡(くつわ)」つまり賞罰の規定としての立法に求めるものであった。[坂井昭宏]
『高橋安光他訳『自然の体系』(1950・日本評論社)』

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