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分類学 ぶんるいがく taxonomy

翻訳|taxonomy

6件 の用語解説(分類学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

分類学
ぶんるいがく
taxonomy

生物学の一分科。分類と分類学という用語を区別するならば,前者は,多種類の生物の種を妥当な仕方で命名,整理して一つの体系にまとめるのが課題であり,後者は,この分類の仕方を理論的に問題とする分野ということになるが,実際は分類学という語に,分類の仕事の内容そのものも含ませて考える。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

分類学

多様な生物を共通の属性に基づいてグループ分けする生物学の一分野。C.フォン・リンネに代表される伝統的分類学では外見的な特徴(形質)をもとに種に名前を付け、類似性をもとに上位の分類群にまとめていく方法がとられる。C.ダーウィン以後、進化の過程を反映した系統分類学が求められるようになるが、伝統的な手法では学者の主観によって体系が異なる欠点があり、1960年代から分類形質としてチトクロムDNAなどの生体分子を用いる分子系統学が盛んになる。系統関係の導き方については、W.へニックらによって分岐分類学が提唱されているが、これは形質を派生形質と原始形質に分け、共有派生形質をより多くもつものを近縁とする方法。

(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ぶんるい‐がく【分類学】

生物を形態・生理などの関連や系統的なつながりに基づいて整理し、各種間の相互関係を研究する学問分野。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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百科事典マイペディアの解説

分類学【ぶんるいがく】

生物のを区別し,類似した形質を手がかりにさまざまなレベルのグループに統合し,それらの類縁関係を解明する学問。古くはアリストテレスの分類などがあるが,画期的な発展は二名法(学名)を確立したリンネ以後。
→関連項目生物学

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶんるいがく【分類学 taxonomy】

多様な生物を,それらが分化してきた歴史的過程にしたがって体系づけるための研究を主眼とする生物学の一分野。生物は40億年ほど前に地球上に発生したと考えられ,それ以来,地球上の環境の変遷にも対応しながら進化をくり返し,現在みられるように,200万種をこえるほどに多様化してきた。生命の特性のうち,その歴史性が具体的に表現されているのが生物の多様性であるが,生物の多様性は,進化の過程を反映した秩序のあるもので,定まった体系にまとめあげうるものである。

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大辞林 第三版の解説

ぶんるいがく【分類学】

生物界を一定の規則に従って、門・綱・目・科・属・種・品種などの段階にまとめて整理し、これらの相互関係や系統分化などを研究する学問。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の分類学の言及

【系統分類学】より

…このような生物の系統発生にもとづいた分類をすることを目的とする分野を系統分類学という。なお,単に分類学taxonomyという場合にも,系統分類を志向したものをいうし,系統学systematicsという場合も地質時代における系統をあとづける手がかりとして現生生物の比較研究を重視することになるので,系統分類学と本質的な差は認められない。【岩槻 邦男】。…

【系統分類学】より

…このような生物の系統発生にもとづいた分類をすることを目的とする分野を系統分類学という。なお,単に分類学taxonomyという場合にも,系統分類を志向したものをいうし,系統学systematicsという場合も地質時代における系統をあとづける手がかりとして現生生物の比較研究を重視することになるので,系統分類学と本質的な差は認められない。【岩槻 邦男】。…

【形態学】より

…ギリシア文明が衰えたあと,長い中世の停滞期を経て近世に入ると,博物学の復興が起こる。次いで,西洋諸国の植民地が世界に広がり,珍奇な動植物がそれぞれの本国へもたらされるにつれて,数多くのナチュラリストたちによる生物界の整理,すなわち分類学が盛んになる。そして18世紀中葉にリンネによって近代的分類学の基礎が固められた。…

【系統分類学】より

…そこで,生物を分類することは,生物が40億年の進化の歴史のうちでどのように分化発展してきたかをあとづけることに生物学的な意味がある。このような生物の系統発生にもとづいた分類をすることを目的とする分野を系統分類学という。なお,単に分類学taxonomyという場合にも,系統分類を志向したものをいうし,系統学systematicsという場合も地質時代における系統をあとづける手がかりとして現生生物の比較研究を重視することになるので,系統分類学と本質的な差は認められない。…

【名】より

…それは名の存在以前にすでにそれをそれと認めていることを物語る。そして,実はこのことを基礎として生物の分類学は成立しているのである。また,いわゆる未開の人々の動物や植物の名付け方には,世界中を通して驚くほどの相似性が認められるのもこのゆえである。…

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