群馬県北東部、利根(とね)郡片品村(かたしなむら)とみなかみ町の境にある山。尾瀬国立公園尾瀬ヶ原(おぜがはら)の南西にそびえ、標高2228メートル。2007年(平成19)8月の尾瀬国立公園成立以前は日光国立公園域にあった。山体の上部は蛇紋岩(じゃもんがん)からなり、山頂部の西側は険阻な絶壁状であるが、東側は普通の斜面である。燧ヶ岳(ひうちがだけ)と並び尾瀬の美しい山の双璧(そうへき)で、麓(ふもと)から山頂のハイマツ帯まではホソバヒナウスユキソウ、オゼソウなどの高山植物の宝庫である。南東の鳩待(はとまち)峠、北東の山ノ鼻(やまのはな)小屋から山頂まで3~4時間。眺望がよく最近は登山者も多い。
[村木定雄]
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…1960年特別天然記念物に指定された。湿原は至仏山,大白沢山,景鶴山,燧(ひうち)ヶ岳など標高2000m級の山々に囲まれて細長い三角形をしており,標高は1400m内外で,原を貫流する沼尻(ぬしり)川,只見川,ヨッピ川などの河川により東から下田代,中田代,上田代,背中アブリ田代などに分断されている。尾瀬沼から流れてきた沼尻川と,原を北東に流れるヨッピ川は合流して只見川となり,原の北東端で平滑(ひらなめ)ノ滝および三条ノ滝となって落下し,北流する。…
※「至仏山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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