デジタル大辞泉
「若きウェルテルの悩み」の意味・読み・例文・類語
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精選版 日本国語大辞典
「若きウェルテルの悩み」の意味・読み・例文・類語
わかきウェルテルのなやみ【若きウェルテルの悩み】
- ( 原題[ドイツ語] Die Leiden des jungen Werthers ) 書簡体小説。ゲーテ作。一七七四年発表。青年ウェルテルはロッテと激しい恋に陥るが、彼女には許婚者がおり、あきらめられないウェルテルは自殺の道を選ぶ。いわゆる「シュトルム‐ウント‐ドラング」時代の代表作。
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若きウェルテルの悩み
わかきうぇるてるのなやみ
Die Leiden des jungen Werthers
ドイツの作家ゲーテの小説。初稿は1774年刊行、表現を和らげた第二稿は87年に刊行され、一般にはこの形で読まれている。自然にあこがれる純粋な青年ウェルテルは、16歳の少女ロッテを知り激しい恋に陥る。ロッテにはアルベルトという許婚者がいる。許されぬ恋をあきらめることのできない彼はピストルで自殺する。そこには、貴族社会が市民に抱く理由のない蔑視(べっし)に対する憤激も語られている。1770年ころにおこったシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤(しっぷうどとう))の文学運動の代表的な作品。ウェルテルの書簡という形でまとめられたこの小説には、同じく書簡体で書かれたルソーの『新エロイーズ』(1761)の強い影響がみられる。大きくみれば、それはヨーロッパのロマン主義のドイツでの輝かしい成果といってもよい。花咲く春から荒涼とした冬に至るまで、自然の風物は主人公の内心の状態と微妙に照応し、息苦しいほどの青春の息吹は今日でもみずみずしさを失わない。若いウェルテルの悩みは、絶対者と有限な人間存在との悲劇的矛盾を象徴するということもできる。
[小栗 浩]
『竹山道雄訳『若きウェルテルの悩み』(岩波文庫)』▽『神品芳夫訳『若きヴェルターの悩み』(『ゲーテ全集6』所収・1979・潮出版社)』
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若きウェルテルの悩み
わかきウェルテルのなやみ
Die Leiden des jungen Werthers
ドイツの詩人,作家ゲーテの小説。 1774年刊。シュトゥルム・ウント・ドラング期のゲーテが友人の婚約者に恋した体験を作品化した恋愛小説。法律を学ぶ青年ウェルテルは,すでに婚約者のいるロッテに心をひかれる。彼女のもとを去り公使館に勤めるが,官僚・貴族社会の理不尽に絶望して辞職。ひたすらロッテを恋する自己の激情を処理することができずにピストル自殺をとげる。書簡体によるこの青春の書が発表されるや,若者に熱狂的に迎えられ,ゲーテは一躍名声を得,ウェルテルと同じ青い服と黄色のチョッキを着けて自殺する若者が相次いだ。各国語に翻訳紹介され,他国の文学に与えた影響も大きい。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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若きウェルテルの悩み
わかきウェルテルのなやみ
Die Leiden des Jungen Werthers
ゲーテの書簡体小説
1774年の作。ウェルテルの清純な恋と自殺を描き,感傷的恋愛の典型的人物として青年男女の共感を得た。疾風怒濤(シュトゥルム−ウント−ドランク)期の代表作。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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