憤激(読み)フンゲキ

デジタル大辞泉 「憤激」の意味・読み・例文・類語

ふん‐げき【憤激】

[名](スル)はげしくいきどおること。ひどく怒ること。「先方のやり方に憤激する」
[類語]悲憤憤懣怒り腹立ち憤り怒気瞋恚しんい憤怒ふんど・ふんぬ鬱憤うっぷん義憤痛憤憤慨ふんがい立腹激怒癇癪かんしゃく逆鱗げきりん憤ろしい腹立たしい業腹ちゅうっ腹やけっ腹悲憤慷慨喧嘩早い喧嘩っぱや癇癖癇性ヒステリック虫気短気気短短慮せっかち性急気早気が短い気忙しい直情径行逆上高ぶるのぼせる激するかっとなるいきり立つはやり立つのぼせ上がる血迷う血走る怒りっぽいぷっつん堪え難いたまらない忍び難いやりきれない激昂激発エキサイトかっか席を蹴る堪忍袋の緒が切れる怒り心頭に発するけんか腰ちゃぶ台返し切れる瞬間湯沸かし器

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精選版 日本国語大辞典 「憤激」の意味・読み・例文・類語

ふん‐げき【憤激・忿激】

  1. 〘 名詞 〙 はげしく怒ること。
    1. [初出の実例]「埋于榛莽、是予之所以憤激也」(出典:済北集(1346頃か)九・答藤侍中)
    2. 「人民の忿激(フンゲキ)を惹起すことは」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐傅燮伝〕

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普及版 字通 「憤激」の読み・字形・画数・意味

【憤激】ふんげき

いきどおり気おう。明・焦〔李氏焚書の序〕宏甫(李贄)、快口直腸、目、一世しうす。甚、人の忤(さから)ふることをみず。

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