日本歴史地名大系 「荷坂峠」の解説
荷坂峠
にざかとうげ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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三重県中南部、度会(わたらい)郡大紀(たいき)町と北牟婁(きたむろ)郡紀北(きほく)町との境にある峠。標高242メートルで、紀伊山地が熊野灘(くまのなだ)に向かって落ち込む所にあるため、峠の南は急傾斜で、海を見下ろす景観は雄大。熊野街道(国道42号)の難所の一つであったが、1967年(昭和42)に荷坂トンネルが通じて便利になった。並行して紀勢本線(きせいほんせん)が通じるが、1930年(昭和5)の開通まで2年5か月を要する難工事であった。2013年(平成25)峠の西方を紀勢荷坂トンネル(2986メートル)で抜ける紀勢自動車道が開通した。世界遺産「熊野古道」のルートの一つとなっている。
[伊藤達雄]
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