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蓋井島 ふたおいじま

世界大百科事典 第2版の解説

ふたおいじま【蓋井島】

山口県下関市の吉母(よしも)港から西方7km,響(ひびき)灘に浮かぶ島。1日2往復の船便がある。面積2.44km2,人口153(1995)。海食崖が島をとりまき,南岸の小平地に集落がある。近世には外国船打払い用の台場が設置されていた。対馬暖流に洗われ,ミカン栽培も行われ,漁業はアジ,ブリの定置網とイカ,サバの一本釣りが盛んで,海女漁業も伝わる。島の南東部にある筏石(いかだいし)遺跡は古墳時代後期から平安時代にかけての集落遺跡で,クジラの骨を出土した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔山口県〕蓋井島(ふたおいじま)


山口県西部、響灘(ひびきなだ)に浮かぶ島。面積2.4km2。下関(しものせき)市に属する。付近を暖流の対馬(つしま)海流が流れ、アワビ・ブリ・イカなどの沿岸漁業が盛ん。磯釣(いそづ)りの名所。7年ごとに行われる「山ノ神神事」は国の重要無形民俗文化財

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蓋井島
ふたおいじま

山口県南西部、響灘(ひびきなだ)に浮かぶ島。下関(しものせき)市に属し、吉母(よしも)港から西へ7キロメートル、面積2.35平方キロメートル。半農半漁村で、近世は萩(はぎ)(長州)支藩長府(ちょうふ)藩領、1849年(嘉永2)の記録には戸数19軒とある。対馬(つしま)暖流が流れる近海は好漁場で、アジやブリの定置網、サバやイカの一本釣りが盛ん。7年に一度行われる農耕儀礼の「山ノ神神事」は国指定重要有形民俗文化財。吉見漁港から定期船が運航されている。人口106(2009)。[三浦 肇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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