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薩摩外記(初代) さつま げき

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

薩摩外記(初代) さつま-げき

?-1672 江戸時代前期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
外記節(げきぶし)の創始者薩摩外記藤原直政と名のる。慶安-明暦のころ江戸にでて薩摩の浄瑠璃をかたり,「下り薩摩」とよばれた。堺町で操座(あやつりざ)(外記座)をひらき,のち歌舞伎にも出演した。寛文12年4月3日死去。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

薩摩外記(初代)

没年:寛文12.4.3(1672.4.30)
生年:生年不詳
江戸前期の外記節の創始者。薩摩外記藤原直政と名乗る。京都で知られたが,慶安2(1649)年江戸に下り,外記節を広めた。薩摩浄雲系統のものと区別するために「下り薩摩」と呼ばれた。初代の門弟薩摩文五郎が大薩摩主膳太夫と名乗って歌舞伎に出演,大薩摩節をはやらせたが,外記節はおとろえ,のちにはともに長唄に吸収されていった。外記節は3代目が没した享保(1716~36)初年には絶えたが,薩摩座の名は明治5(1872)年まで続いた。

(竹内道敬)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

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