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藍鉄鉱 らんてっこう vivianite

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

藍鉄鉱
らんてっこう
vivianite

単斜晶系の鉱物。 Fe3(PO4)2・8H2O 。鉄は2価であり,ときに少量のマンガン (II) ,カルシウムマグネシウムなどにより置換される。新鮮な結晶は無色透明であるが,酸化により鉄 (III) 含量が増加し,暗青色ないし暗緑色を呈する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

らん‐てっこう〔‐テツクワウ〕【藍鉄鉱】

鉄の含水燐酸塩(りんさんえん)鉱物。単斜晶系に属し、柱状・板状の結晶、または土状・球状で産出。無色透明であるが、空気に触れると藍青色に変わる。

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大辞林 第三版の解説

らんてっこう【藍鉄鉱】

鉄の含水リン酸塩鉱物。単斜晶系。柱状結晶のほか、団塊状などさまざまな形を示す。無色透明。空気中では藍青色に変わる。金属鉱床やペグマタイトの酸化帯、粘土中の有機物の周囲などに産出。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藍鉄鉱
らんてっこう
vivianite

含水リン酸塩第一鉄鉱物の一つ。かつてメタ藍鉄鉱metavivianiteと同質異像関係にあるとされたが、この種においては、第二鉄が必須(ひっす)成分であることが合成実験などから確認され、同質異像関係は解消された。堆積(たいせき)岩中に団塊あるいは層状集合をなし、その中に細脈として発達することもある。またある種の熱水鉱脈鉱床、花崗(かこう)岩質ペグマタイト中にも産する。自形は平行四辺形の側面をもった板状、あるいは柱状をなし、中空あるいは緻密(ちみつ)な球顆(きゅうか)状集合をつくることもある。日本でのおもな産出は、兵庫県神戸市押部谷(おしべだに)の堆積岩中、栃木県足尾鉱山の熱水鉱脈中など。英名ビビアナイトは発見者であるイギリスの鉱物学者ビビアンJohn Henry Vivian(1785―1855)にちなむ。[加藤 昭]

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