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藩債処分 はんさいしょぶん

世界大百科事典 第2版の解説

はんさいしょぶん【藩債処分】

1871年(明治4)の廃藩置県によって明治政府は中央集権体制をしいたが,各藩がかかえていた国内国外からの莫大な負債をいかに処理するかが,藩札処分,秩禄処分とともに,政府の廃藩後の事務処理の重要な課題となった。 政府は,1870年各藩に対して藩政改革の一環として藩債の処分方法を立てることを命じたが,藩財政の窮状から容易に成果はあがらず,むしろ累積する傾向にあった。71年には府県に諸藩の負債額の報告を求めたが,負債内容が複雑多岐にわたるため思うにまかせなかった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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