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虎符 コフ

世界大百科事典 第2版の解説

こふ【虎符 hǔ fú】

中国古代に使用された全長約10cmあるいはそれ以上の割符(わりふ)で,左右に分かれていて合わせると,伏した虎の形をしたところから虎符と称せられ,軍を発するのに使用した。すなわち,左半分は中央に蔵し,右半分は郡国の太守,相が持ち,郡兵動員の際,中央より派遣された使者が,太守と合符して初めて郡兵を発することになるが,これは郡国側に出発命令の伝達者の真実性を証明するものであった。一般に青銅でつくられ,金銀象嵌の篆書で,腹から背にかけて,軍の動員,兵役に関する郡国,軍名などが書かれている。

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大辞林 第三版の解説

こふ【虎符】

古代中国で、将軍が身につけ、徴兵の印として用いられた、虎の形の銅製の割符わりふ

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世界大百科事典内の虎符の言及

【旅】より

…とくに西域や南海に赴任する場合は,旅立ちが永遠の別離ともなり,その送行にあたっては知人友人が餞別の宴を設けて見送り,これは詩歌の好題になるとともに,士大夫階級の風俗の一つとなった。 主要な道路には一定区間ごとに駅館や郵亭が置かれ,官吏の旅行においては一定の証明証(符信,虎符,符節などと呼ばれた)を所有して,これらの施設やそこに置かれた車馬や役夫を利用することができた。その利用は官職によって差があり,唐の律令には細かい規定がみえる。…

※「虎符」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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