日本歴史地名大系 「蚶満寺」の解説
蚶満寺
かんまんじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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秋田県にかほ市象潟(きさかた)町象潟島にある曹洞(そうとう)宗の寺。皇宮山(こうぐうさん)と号し、干満珠寺(かんまんじゅじ)ともいう。853年(仁寿3)慈覚(じかく)大師(円仁(えんにん))の開創。神功(じんぐう)皇后のいわゆる「三韓(さんかん)征伐」のとき海中に干珠満珠を得たという伝説にちなみ、この山号寺号があるというが、寺名については諸説ある。正嘉(しょうか)年間(1257~1259)北条時頼(ときより)が北国巡視のおりに寺領を寄進し再興したことをもって中興開祖と仰ぎ、寺紋に北条家の三つ鱗(うろこ)の紋を使用した。その後、天台宗より真言宗に改宗し、1592年(文禄1)現宗派に改められた。本尊は釈迦如来(しゃかにょらい)。古来、多くの文人墨客が訪れ、境内には芭蕉(ばしょう)の像と句碑、西行(さいぎょう)桜などの遺跡のほか、狩野探幽(かのうたんゆう)の画、小田野直武(おだのなおたけ)の画、「潟古景図」などの寺宝がある。
[大鹿実秋]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...