( 1 )全国に分布する語形の中で、ナメクジ、ナメクジリ、ナメクジラの三種が優勢である。ナメクジリの語形は、この虫が野菜や樹木を「なめてくじる」という民衆語源から生まれたといわれる。ナメクジラは、ナメクジリが「鯨」への類音牽引によって変化した可能性がある。
( 2 )古くは「かたつむり」と「なめくじ」を区別せず、同じ語形で呼んでいたらしい。「なめくじ」をハダカナメクジ、ハダカナメト、などと呼ぶ地域があるが、これらは「かたつむり」と区別するために「なめくじ」にハダカを冠した語形である。
「文明本節用集」には「蚰蜒 ナマクジリ」とある。
→「なめくじ(蛞蝓)」の語誌
→「なめくじ(蛞蝓)」の語誌
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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