コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

見島 みしま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

見島
みしま

山口県北部,萩市北西方の日本海に浮ぶ島。萩市に属する。江戸時代長州藩の流刑地であった。玄武岩から成る島で,最高点 175m。対馬海流の影響で気候は温暖。耕地の開発も進んでいるが,水田は天水に依存。漁業が行われる。天然記念物のカメ生息地,同じく天然記念物の見島ウシ産地があるがともに現在は減少している。 200基に近い積石塚ジーコンボ古墳群 (史跡) は有名。萩港から定期船の便がある。面積 7.73km2。人口 1256 (2000) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

見島【みしま】

山口県萩市,市街北西43kmの日本海上にある島。面積7.76km2。玄武岩からなり,海食崖をめぐらす。対馬海流の影響により温和なので,耕地が広いが,大部分が天水田で干害も多い。
→関連項目萩[市]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

みしま【見島】

山口県萩市に属し,浜崎港から北西45kmにある日本海上の離島。面積7.85km2,人口1320(1995)。玄武岩台地の島で,南に本村(ほんむら),北東に宇津の2集落がある。対馬暖流の影響で冬も霜をみない。古く《和名抄》に大津郡三島郷の名が見える。横浦海岸の見島古墳群(ジーコンボ古墳群)(史)は約200基の積石塚からなる群集墳で,和同開珎をはじめとする在銘の貨銭や多くの鉄製武器,金銀環,土師器須恵器などが出土した。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

みしま【見島】

山口県萩市北西沖合45キロメートルの日本海にある孤島。玄武岩の台地からなり、周囲に海食崖が発達。和牛の見島牛の産地。古墳ジーコンボや古習俗を残す。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔山口県〕見島(みしま)


山口県北部、日本海に浮かぶ島。萩(はぎ)市の北西沖約43kmに位置する。面積7.7km2。萩市に属する。江戸時代には長州(ちょうしゅう)藩の流刑地。古代の群集古墳のジーコンボ古墳群が残る。潜水漁・マグロ一本釣り漁などの漁業が盛んで、稲作もおこなわれる。見島牛、見島のカメ生息地は国の天然記念物。

出典|講談社日本の地名がわかる事典について | 情報 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

見島
みしま

山口県萩(はぎ)市の浜崎港から北西へ45キロメートルの日本海に浮かぶ島。旧見島村。面積7.73平方キロメートル。玄武岩からなる台地状の島で、イクラゲ山(175メートル)には航空自衛隊のレーダー基地がある。『和名抄(わみょうしょう)』には大津郡三島郷とみえる。ジーコンボ古墳群は国指定史跡で、7~10世紀の群集古墳。中世は大陸貿易で栄え、近世は海防上の要地として一島一郡をなした。萩藩は遠見番所を置き、砲台が築かれた。また、藩の流刑地でもあった。1739年(元文4)の記録には家数346軒、人数1927人、船数31艘(そう)とある。対馬(つしま)暖流に洗われる暖かい島で、島内はよく水田化され、水稲、タバコ、ダイコン、冬キャベツの産出が多い。特産は見島和牛。漁業は刺網、延縄(はえなわ)、一本釣りがおもで、アマダイ、ブリ、イカ、サザエ、ウニの漁獲が多い。見島ウシ産地、見島のカメ生息地は国指定天然記念物。浜崎港からの定期便がある。人口1041(2009)。[三浦 肇]
『山口県教育委員会編『見島総合学術調査報告』(1964・山口県)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

見島の関連キーワード香川県仲多度郡多度津町高見香川県仲多度郡多度津町見島ジーコンボ古墳群北長門海岸国定公園やまぐちの甘だい山口県萩市見島見島のカセドリ多度津(町)見島北オオ瀬多度津[町]山口県萩市山下 岩吉ユリヤガイおにようず萩(市)多度津町富永有隣備讃諸島塩飽諸島日間賀島

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

見島の関連情報