デジタル大辞泉 「規」の意味・読み・例文・類語 き【規】[漢字項目] [音]キ(呉)(漢) [訓]のり[学習漢字]5年1 コンパス。「規矩きく/定規じょうぎ」2 行動や判断のよりどころとなる基準。「規格・規準・規則・規定・規範・規模・規約・規律/軍規・条規・新規・正規・内規・法規」3 一定の枠・ルールにはまるようにする。「規正・規制」[名のり]ただ・ただし・ただす・ちか・なり・み・もと[難読]子規ほととぎす 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「規」の意味・読み・例文・類語 き【規・䂓】 〘 名詞 〙 円を描くのに用いる具。コンパス。ぶんまわし。[初出の実例]「円を絵くには、䂓を用ゐ、方を度るには、矩を法とし」(出典:小学読本(1874)〈榊原・那珂・稲垣〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「規」の読み・字形・画数・意味 規常用漢字 11画 [字音] キ[字訓] ぶんまわし・はかる・きそく[説文解字] [字形] 会意夫+見。夫の初形はでぶんまわし。それを用いて円をえがくものを定規といい、直角・直線をかくものを矩(く)という。規矩とは方円をなす器。〔説文〕十下に「規、法度るなり。夫に從ひ、見に從ふ」とし、〔段注〕に「夫の見るなり」とするが臆解である。卜文の肅(粛)、金文の畫(画)はの形に従い、その雕文に規を用いたことが知られる。肅はの従うところ、畫は雕盾の象で、その文様の作成に規を用いた。規矩の意より規則・規模の意となる。[訓義]1. ぶんまわし、規度、まる、まるをかく。2. のっとる、のり、はかる、手本、規範。3. 正しくなおす、いさめる、いましめ。[古辞書の訓]〔字鏡集〕規 ノリ・ノトル・ハカル・ハカリゴト・マロナリ・タダシ・タダス・ミル・ウツス・モトム・カゾフ・ツツム・ネガフ・ウソブク[語系]規kiue、(矩)kiuaは双声の連語。規は円、矩は直角をはかるもの。[熟語]規過▶・規誡▶・規誨▶・規格▶・規画▶・規諫▶・規鑒▶・規規▶・規儀▶・規魚▶・規教▶・規鏡▶・規▶・規訓▶・規景▶・規検▶・規行▶・規軸▶・規車▶・規準▶・規縄▶・規箴▶・規正▶・規制▶・規切▶・規旋▶・規則▶・規度▶・規飭▶・規定▶・規程▶・規天▶・規図▶・規範▶・規避▶・規弼▶・規諷▶・規模▶・規▶・規方▶・規倣▶・規謀▶・規摩▶・規約▶・規律▶・規略▶・規慮▶・規▶[下接語]遺規・円規・恩規・家規・雅規・弘規・行規・宏規・洪規・鴻規・子規・周規・条規・定規・常規・新規・箴規・尽規・正規・成規・清規・中規・通規・党規・内規・半規・風規・法規・明規・友規・履規 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報