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誘拐罪 ゆうかいざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

誘拐罪
ゆうかいざい

未成年者または成年者を,営利,猥褻 (わいせつ) ,結婚,身代金要求,国外人身売買などの目的で,誘拐する罪 (刑法 224~229) 。誘拐された者の自由と安全もさることながら,その保護者,近親者に与える,はかりしれない精神的苦痛の点からいっても,悪質な犯罪に属する。誘拐は,偽計,誘惑などの手段による。誘拐された者を従前の生活環境から引離して,自己または第三者の事実的支配のもとにおくことで既遂となる。なお刑法 225条ノ2に規定する身代金目的の誘拐罪は,1964年当時急増した同種事犯に対処するため,新たに立法された。 (→略取罪 )  

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百科事典マイペディアの解説

誘拐罪【ゆうかいざい】

略取誘拐罪

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世界大百科事典 第2版の解説

ゆうかいざい【誘拐罪】

刑法典の第2編第33章において〈略取及び誘拐の罪〉として略取罪とともに規定されている罪。両者をあわせて略取誘拐罪とも呼ぶ。これらの罪は,他人をその意思に反して自己または第三者の支配下に移して,その移動の自由を制限することを,その本質とする。略取とは暴行または脅迫を手段とする場合であるのに対して,誘拐とは欺罔(ぎもう)または誘惑を手段とする場合である。また,逮捕監禁罪の場合は移動の自由の制限が強度であるが,誘拐罪の場合はその制限の程度が弱いとされるが,誘拐罪の法定刑が一般に高いことから,誘拐罪は被害者の生命,身体が危険となる場合にのみ成立するとされる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

誘拐罪
ゆうかいざい

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