豊見城市(読み)とみぐすく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

豊見城〔市〕
とみぐすく

沖縄県沖縄島西部那覇市の南に接する市。市名は近世の間切(まぎり。行政区画)名による。1908年に豊見城間切から改称して以来長らく村制が続いたが,日本復帰後の急速な市街地化に伴い人口が急増,1995年の国勢調査で村としては全国 1位となる。2002年から市制。近郊農業で野菜や果物,花卉の栽培が盛ん。サトウキビ栽培,畜産も行なわれる。国場川と饒波川(のはがわ)が那覇,豊見城両市の市街地で合流する地域に広がる漫湖(まんこ)は,シギ,チドリ類や絶滅の危惧されるクロツラヘラサギなど 20科 70種の渡り鳥が集まる国内有数の飛来地で,1999年にラムサール条約に正式登録。旧日本海軍司令部壕,豊見城城址公園などがある。西部を国道331号線,北部を329号線が通る。面積 19.6km2(境界未定)。人口 6万1119(2015)。

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