コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

財産刑 ざいさんけい Vermögensstrafe

5件 の用語解説(財産刑の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

財産刑
ざいさんけい
Vermögensstrafe

人の財産的法益を剥奪することを内容とする刑罰。現行法上,罰金科料がある。没収は付加刑であるが財産刑に数えることもある。過料は刑罰ではない。罰金と科料の区別は,金額の大小による (刑法 15,17) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ざいさん‐けい【財産刑】

財産の剥奪(はくだつ)を内容とする刑。主刑の罰金・科料のほか、付加刑である没収を含めることもある。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

財産刑【ざいさんけい】

財産の剥奪(はくだつ)を内容とする刑罰。現行法上,罰金科料がある。付加刑である没収もこれに含めることがある。→自由刑
→関連項目刑罰

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

ざいさんけい【財産刑】

罰金・科料・没収など財産を徴収する刑罰。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

財産刑
ざいさんけい

犯罪に対する制裁(刑罰)として、受刑者から一定の財産的利益を剥奪(はくだつ)すること。財産刑は、自由刑とともに、近代的な刑罰制度のなかで中心的位置を占める。現行刑法には、財産刑として、罰金、科料のほか、付加刑としての没収がある(刑法9条)。罰金は1万円以上、科料は1000円以上1万円未満と規定されている(同法15条・17条)。なお、前出の罰金または科料を完納することができない者については、罰金につき1日以上2年以下、科料につき1日以上30日以下の期間、労役場に留置する一種の換刑処分が設けられている(刑法18条)。このように、財産刑、とくに罰金刑は、受刑者の貧富の差により不公平を生じるため、日数罰金制のように受刑者の資産に応じて個別的に罰金額を算定する制度を採用する国もある(ドイツ、スウェーデン、デンマークなど)。
 次に、没収とは、犯罪に関係のある特定の物の所有権を受刑者から剥奪し、国庫に帰属させる制度である(刑法19条)。没収は付加刑であるから、主刑の言渡しを前提として、これに付加的にのみ科しうるにすぎない。なお、没収の対象とされた物につき、その全部または一部を没収することが不可能である場合には、それにかわる一定の金額を国庫に納付させうる(刑法19条の2)。これを「追徴」という。追徴は財産刑ではないが、付加刑としての没収に準じるものである。[名和鐵郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

財産刑の関連キーワード請負特許債権債務売買免官除免無償行為財産管理管理受託契約

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone