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賃金構造 ちんぎんこうぞうwage structure

4件 の用語解説(賃金構造の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

賃金構造
ちんぎんこうぞう
wage structure

労働経済学上の概念。1国における賃金あるいは俸給の格差の構造をいう。人種,性別,年齢,学歴,地域,職種,企業規模,産業といったさまざまな側面に応じて賃金格差の構造をみることができる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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人材マネジメント用語集の解説

賃金構造

・Wage Structure
・各種の賃金格差がどのような関係になっているかを総合的に分析したもの。
・産業、企業規模、地域などの企業属性で区分し分析したものと、年齢、性別、学歴、勤続年数、職種等、従業員の属性によって区分し分析したもの等がある。
・最も一般的なものとして、厚生労働省などの統計データ等がある。

出典|(株)アクティブアンドカンパニー
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世界大百科事典 第2版の解説

ちんぎんこうぞう【賃金構造 wage structure】

賃金構造とは賃金格差wage differentialsの構造であるといってよい。その格差は多くの側面で見いだされる。ここでは,まず労働供給側の特性にもとづく格差から労働需要側の特性にもとづくものへと以下の7種類の格差を説明したうえで,賃金構造の発生と変動を規定するおもな要因を述べる。(1)性別・人種別賃金格差 男女の違いや人種の違いは人間の最も基本的な属性の違いである。賃金統計でみると男女の賃金には大きな格差がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

賃金構造
ちんぎんこうぞう
wage structure

さまざまな労働者の個別賃金を、特定の賃金決定要素別にグループ化してみた賃金の実態。一般に、産業、企業規模、地域などの要素に基づく企業間賃金構造と、学歴、年齢、勤続年数、職務、職務遂行能力などの要素に基づく企業内賃金構造とに大きく分けられる。前者は企業側の属性に、後者は労働者の個人的属性にそれぞれ重点を置いたもので、こうした種々の要因ごとに区別された賃金を、その格差に注目してより具体的な実態を示すものである。賃金構造は、その国の経済構造、賃金制度、労働組合運動の発展の度合いなどによって異なった内容と特徴をもつ。
 わが国の賃金構造は、1980年代には、産業構造の転換に伴って産業別・企業別格差は拡大したが、年功賃金の見直しと初任給の上昇などによって年齢別・勤続年数別格差はやや縮小した。1990年代は長期不況のもとで企業間の格差が広がるとともに、能力主義賃金の拡大やパートタイマー・派遣労働者の増大などにより、企業内格差も拡大した。2000年(平成12)以降は、構造改革と高失業を背景に、全般的な賃金低下のもとでの格差の広がりという新たな事態が生じている。[横山寿一]
『三谷直紀著『企業内賃金構造と労働市場』(1997・剄草書房) ▽厚生労働省大臣官房統計統計情報部編・刊『賃金構造基本統計調査報告』各年版』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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