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賢者の石 ケンジャノイシ

6件 の用語解説(賢者の石の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

けんじゃ‐の‐いし【賢者の石】

あらゆる物を金に変えたり、病気を治したりする力をもつと信じられた物質。中世ヨーロッパ錬金術師たちが探し求めた。

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百科事典マイペディアの解説

賢者の石【けんじゃのいし】

哲学者の石とも。西洋錬金術卑金属貴金属に変える力をもつと考えられた物質。病気にかかっている卑金属を治療し健康な貴金属に戻すとされ,したがって人体に対しても病気治療・不老不死の効果があると考えられて,熱心に探究された。

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デジタル大辞泉プラスの解説

賢者の石

英国の作家J・K・ローリングによるファンタジーハリー・ポッターシリーズに登場する魔法道具。どんな金属も黄金に変え、不老不死になる「命の水」を作り出すことができる。

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世界大百科事典 第2版の解説

けんじゃのいし【賢者の石 Lapis philosophorum[ラテン]】

哲学者の石〉ともいう。賢者・哲学者はともに錬金術師の意。錬金作業の最終段階で析出すべき概して赤色粉末状の物質で,卑金属を金に変え,金の量を無限に増やすなどの変成能力をもつとされた。また人間を若返らせ病気を癒す万能薬ともみなされた。具体的物質というより,自然の根底に潜む精髄を凝縮した比喩的実体である。原物質prima materiaが混沌状態で含む四大(土,水,火,空気)を,〈賢者の石〉は精錬,純化した形で含んでいる。

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大辞林 第三版の解説

けんじゃのいし【賢者の石】

中世ヨーロッパの錬金術師たちが、あらゆる物を金に変え、またあらゆる病気を治す力があると信じて探し求めた物質。哲学者の石。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

賢者の石
けんじゃのいし

錬金術においてもっとも重要な役割を演じた空想的産物。ギリシア語でlithos ts philosophiasといい、たぶん1世紀ごろに考え出された。以後、錬金術作業では卑金属(銅・鉄・鉛・錫(すず))から貴金属(金・銀)をつくる際の最高の動因であり霊薬であるとされた。またこの石はすべての病気を治し、長命を保つとされた。この石についての記述は、固くて暗赤色、ケシの花のような色、ざくろ石のような色、光り輝く黄色など、学者によってまちまちである。賢者の石の製造法や作用に関しては、実験に基づくものではなく、技術的な価値もない。単なる詐欺師的な錬金術師たちの思索の産物にすぎない。なお、この石と同じ働きをするものとして、エリキサ、第五元素などの名称も使われた。[平田 寛]

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世界大百科事典内の賢者の石の言及

【錬金術】より

…〈精〉について記述した《エメラルド碑板》という作者不明の短い文書も見逃すわけにはいかない。〈上のものは下のもの,下のものは上のもの……〉という謎めいたアラビア語で書かれた完全無欠な〈精〉は,ヘルメス・トリスメギストスの教えるものであり,錬金術師は,この〈精〉を〈賢者の石(哲学者の石)〉〈凝固したプネウマ〉としてとり出すことを願った。これがまたアリストテレス以来の第五元素の観念と結びつくことになる。…

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