超音波探傷(読み)ちょうおんぱたんしょう

百科事典マイペディアの解説

超音波探傷【ちょうおんぱたんしょう】

超音波を利用して金属材料などの欠陥を検出する非破壊検査超音波が物体内部を通過する際,欠陥部分に突き当たると一部は入射方向に反射し,透過エネルギーが減衰することから,反射および透過波の強弱により,欠陥の有無,大きさ,性状などを知る。使用する超音波の周波数は0.5〜10MHz。
→関連項目超音波

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世界大百科事典 第2版の解説

ちょうおんぱたんしょう【超音波探傷 ultrasonic inspection】

非破壊検査法の一種。人の耳で聞くことができる音波よりも周波数の高い超音波を利用して,材料の内部の欠陥を検出する方法。周波数0.5~10MHz程度のものが用いられている。方法には反射法,透過法,共振法があるが,現在用いられているのはほとんどパルス反射法と呼ばれるものである。この方法で使用される装置は,パルスを発生する電気回路,このパルスによって水晶の圧電効果を利用して超音波を発生し試験体に入射する探傷子(一つの探傷子で超音波の送信・受信を行うものが多い),受信した超音波を表示・記録する電子機器の三つの装置から成っている。

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