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超音速飛行 ちょうおんそくひこうsupersonic flight

世界大百科事典 第2版の解説

ちょうおんそくひこう【超音速飛行 supersonic flight】

音速以上の速さで飛行すること。一般に飛行機に対して用いられ,水平飛行において超音速飛行できるものを超音速機と呼ぶ。 空気の流れは,その速度が音速に近づくにつれて圧縮による影響が無視できなくなり,音速を超えると流れの性質は急変する。一般にマッハ1を境にして,それ以下の速度の気流を亜音速流,マッハ1以上の気流を超音速流というが,超音速流では圧縮性のためにその中におかれた物体から衝撃波が発生し,それに伴って物体には大きな抵抗が働く。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の超音速飛行の言及

【SST】より

…飛行速度がほぼM1.4以上になると,機体表面の気流はすべて音速を超えて再び安定し,継続飛行に適した条件が得られる。こうした超音速飛行では衝撃波が機の前後端から出て,抵抗は亜音速より大きく(揚抗比は小さく)なるが,ほぼM2以上で飛べば距離当りの燃費を亜音速機の燃費に近くできる。したがって輸送機は遷音速での運航を避け,亜音速機の次は一気にSSTとするのが経済的となる。…

【断面積の法則】より

…NACA(現在のNASA(ナサ))のホイットカムRichard Whitcombが1952年に発表した。この法則の発見によって造波抵抗を減少させることができ,超音速飛行が容易になった。飛行機が高速になり,機体の周囲の気流が音速を超えると,そこに衝撃波が発生し,大きな造波抵抗が生ずる。…

※「超音速飛行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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