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跳び箱 とびばこ

百科事典マイペディアの解説

跳び箱【とびばこ】

器械体操用具の一つ。跳躍練習用器具。長方形木製の枠(高さ10〜15cm程度)を数段積み重ね,その上にフェルトを詰め布や革を張った台(高さ30cm程度)を置いたもの。

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世界大百科事典 第2版の解説

とびばこ【跳び箱】

学校体育の器械運動の一種,とび箱運動で使用する器具。ヨーロッパでは,古代ローマの兵士や中世の騎士の乗馬訓練のために木馬運動が行われ,また近代に入っては,民族の生命力の再生をねがって体育を振興したドイツF.L.ヤーンが,青少年の教育の有効な手段として木馬運動を教育に取り入れた。このような伝統を受けて,とび箱運動がスウェーデンやドイツで考案され広く行われるようになった。箱の形は馬の胴体に模して前後に長く,上下はスウェーデン型は台形でドイツ型は長方形となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

跳び箱
とびばこ

器械運動に使用する器具で、踏み越したり、またいだり、乗り越えたり、手をついて跳び越したり、倒立したり、転回するなど各種の運動が行われる。跳び箱運動は、障害物を征服する運動である。跳び箱という障害物を跳び越すことにより、基礎的な体力、跳躍力、機敏性、身体支配能力の向上とともに、注意力、勇気、決断、自信などの精神要素の養成も目標にしている。すでに古代ローマ時代に兵士の馬術の基礎訓練として、木馬を跳び越す運動が行われていた。
 現在の跳び箱はスウェーデンで考案されたもので、スウェーデン体操の普及とともに世界に紹介され、学校体育において鉄棒とともに器械運動の重要な位置を占めるに至った。跳び箱には、上部より下部の広い台形のスウェーデン型と長方形のドイツ型があるが、日本ではスウェーデン型のものが一般に使用されている。跳び箱運動が、現在体操競技種目の一つである跳馬に発展した。[上迫忠夫]

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