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転化糖 てんかとうinvert sugar

翻訳|invert sugar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

転化糖
てんかとう
invert sugar

ショ糖の加水分解を転化と呼び,ショ糖の転化によってできるグルコースフルクトースの等量混合物のことを転化糖という。右旋性のショ糖を加水分解すると,生じるフルクトースの左旋性のほうがグルコースの右旋性より強いので,混合物の旋光度は左旋性となる。旋光性が右から左に転じた糖の意味からこのように呼ばれる。ショ糖は還元性をもっていないが,転化糖は還元性を示す。甘味料として菓子類,食品の製造に使用される。

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デジタル大辞泉の解説

てんか‐とう〔テンクワタウ〕【転化糖】

転化2によって得られる、ぶどう糖と果糖との等量混合物。甘味が強く、吸収されやすい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典の解説

転化糖

 ショ糖を加水分解したもの,もしくはグルコースとフルクトースの等量混合物.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

てんかとう【転化糖 invert sugar】

ショ糖を酸あるいは酵素を用いて加水分解して得られるブドウ糖果糖が1対1に含まれる糖。ショ糖は,ブドウ糖と果糖が1分子ずつ結合してできているが,この結合は,酸や酵素(インベルターゼ)によって容易に分解されて,ショ糖1分子からブドウ糖,果糖が1分子ずつ生成する。この反応を転化と呼び,得られる糖が転化糖である。転化糖は甘みが強くショ糖の1.2~1.3倍あり,また吸湿性があり砂糖の結晶化を妨げる性質をもっている。

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大辞林 第三版の解説

てんかとう【転化糖】

スクロース(ショ糖)を希酸あるいはインベルターゼにより加水分解して得られる D -グルコース(ブドウ糖)と D -フルクトース(果糖)との等モル混合物。スクロースよりも消化吸収がよいため、菓子・食品に用いられる。

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