コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

転換炉 テンカンロ

世界大百科事典 第2版の解説

てんかんろ【転換炉 conversion reactor】

原子炉において核分裂の連鎖反応により生成する核分裂性物質とその過程で消滅する核分裂性物質の比を転換率というが,その転換率が大きい(例えば0.7以上の)原子炉を転換炉という。通常の軽水炉の転換率は0.6くらいであるが,減速材を重水にすれば重水の中性子吸収が小さいため大きい転換率が得られるし,軽水減速のままでも232Thや238Uによる共鳴吸収の確率を大きく設計すれば大きい転換率が得られる。原子炉【近藤 駿介】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

てんかんろ【転換炉】

核燃料を消費すると同時に新しい核燃料を作り出していく原子炉。 → 増殖炉

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

転換炉
てんかんろ

増殖炉」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の転換炉の言及

【原子炉】より

…転換率が1より大きいときには原子炉の運転にしたがい炉心で核分裂性物質の量が増えていくので,転換率といわず増殖率という。この転換率を大きく設計(0.7以上を目標にするのがふつう)した原子炉を転換炉,1より大きく設計した炉を増殖炉という。一方,このようにして得られた核分裂性物質を燃料とする原子炉を専焼炉という。…

※「転換炉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

転換炉の関連キーワード動力炉・核燃料開発事業団動力炉・核燃料開発事業団新型転換炉ふげん発電所核燃料サイクル開発機構プルトニウム239核燃料サイクル混合酸化物燃料核分裂(物理)圧力管型原子炉微濃縮ウランブランケット原子力発電所MOX燃料敦賀(市)高速増殖炉燃料親物質新型転換炉モックストリウムふげん

転換炉の関連情報