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通貨主義・銀行主義 つうかしゅぎぎんこうしゅぎ currency principle,banking principle

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世界大百科事典 第2版の解説

つうかしゅぎぎんこうしゅぎ【通貨主義・銀行主義 currency principle,banking principle】

イギリスのピール銀行法(1844)の可否をめぐる論争で,それぞれ賛成派と反対派によって主張された考え方である。法律制定のきっかけになったのは,ナポレオン戦争が終結し金兌換(だかん)再開後の19世紀前半に頻発した金融恐慌である。 この予防策として法律賛成派たる通貨主義論者(通貨学派オーバーストーン卿(S.J.ロイド),R.トレンズ,G.W.ノーマンら)は次のように説く。銀行券の過剰発行こそが恐慌の原因であるから,発行権をイングランド銀行に集中し,しかも発行量を同銀行の金(きん)保有量にともなって増減させることが肝要である。

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世界大百科事典内の通貨主義・銀行主義の言及

【トゥック】より

…さらに王立統計学会の創設者の一人でもある。通貨供給量の変動を物価騰貴や経済不況の根本原因として考えるリカードに代表されるいわゆる〈通貨主義〉に対して,フラートンJohn Fullarton(1780‐1849)らとともに,経済活動の膨張や収縮が結果として通貨供給量の変動をもたらしているとする〈銀行主義〉理論を主張した(通貨主義・銀行主義)。主著《物価および流通状態の歴史――1793‐1837》(共著,1838‐57),《通貨原理の研究》(1844)。…

※「通貨主義・銀行主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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