適従(読み)テキジュウ

デジタル大辞泉 「適従」の意味・読み・例文・類語

てき‐じゅう【適従】

[名](スル)よりどころとして従うこと。「先哲の教えに適従する」
[類語]付和雷同矮人わいじん観場かんじょう同意賛同支持賛成雷同便乗聴従追随追従驥尾きびに付す下手に出る後塵を拝する人のふんどしで相撲を取る尻馬に乗る

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精選版 日本国語大辞典 「適従」の意味・読み・例文・類語

てき‐じゅう【適従】

  1. 〘 名詞 〙 したがい頼ること。よりどころにすること。適帰
    1. [初出の実例]「綜其事迹、無適従爰」(出典類聚三代格‐一・延喜格序(908))
    2. 「保は此より福沢に識られて、これに適従(テキジュウ)せんと欲する念が愈切になった」(出典:渋江抽斎(1916)〈森鴎外〉一〇〇)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐宣公一二年〕

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普及版 字通 「適従」の読み・字形・画数・意味

【適従】てきじゆう

身を寄せる。〔左伝、僖五年〕きて賦して曰く、裘(こきう)尨(ばうじよう)たり(毛が乱れる) 一國に三(三君)あり 吾(われ)誰(たれ)にか從せんと。

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岩石学辞典 「適従」の解説

適従

この語は冷却した母岩に貫入した岩脈に用いられる.縁の部分細粒で直線的であり,接触部は固くは熔結していない[Lane : 1922].subsequentは続いて起こるの意味で,適従谷(subsequent valley)などに用いられるが,岩石関係にはあまり用いられない.

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