デジタル大辞泉 「郵」の意味・読み・例文・類語 ゆう【郵】[漢字項目] [音]ユウ(イウ)(漢)[学習漢字]6年1 命令や文書の中継をする宿場。「郵亭」2 通信を伝達する制度。「郵券・郵政・郵船・郵送・郵袋・郵便」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「郵」の意味・読み・例文・類語 ゆうイウ【郵】 〘 名詞 〙 文書などの伝達を取り次ぐ宿駅。宿場。[初出の実例]「天馬の用所を案ずるに、徳の流行する事は郵(ユウ)を置て命を伝るよりも早ければ」(出典:太平記(14C後)一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「郵」の読み・字形・画数・意味 郵常用漢字 11画 [字音] ユウ(イウ)[字訓] しゅくば・あやまち・とが[説文解字] [字形] 会意垂(すい)+邑(ゆう)。垂は辺陲の意。〔説文〕六下に「上に書を行(や)るの舍なり」とし、「垂は邊なり」という。書は伝書、辺境への通路に駅舎をおくことを置郵という。〔孟子、公孫丑上〕に「の行するは、置郵して命を傳ふるよりもやかなり」とみえる。郵を尤過の意に用いるのは、声の仮借である。[訓義]1. しゅくば、しゅくつぎ、はやうま、駅伝。2. こや、さしかけ、田おさのおる所。3. 尤(ゆう)と通じ、とが、つみ、あやまち。[古辞書の訓]〔名義抄〕郵 ムマヤ[語系]郵・尤・hiuは同声。〔詩、小雅、賓之初〕「其の郵を知らず」は尤と通用の例。憂iuも声義の近い字である。[熟語]郵運▶・郵駅▶・郵役▶・郵官▶・郵館▶・郵簡▶・郵寄▶・郵騎▶・郵差▶・郵子▶・郵使▶・郵舎▶・郵書▶・郵人▶・郵箋▶・郵籖▶・郵奏▶・郵送▶・郵置▶・郵亭▶・郵逓▶・郵程▶・郵伝▶・郵筒▶・郵夫▶・郵符▶・郵▶・郵吏▶[下接語]官郵・客郵・行郵・山郵・置郵・亭郵・伝郵・督郵・辺郵 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報