酸棗仁湯(読み)サンソウニントウ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「酸棗仁湯」の解説

酸棗仁湯

(大杉製薬、ツムラ、松浦薬業)


 不眠症の治療薬で、体が疲れきって眠れない、体質の虚弱な人に用います。


①著しく胃腸の弱い人、ほかの薬を用いている人は、ほかの薬を用いている人は、あらかじめ医師に報告してください。


副作用として、胃部の不快感食欲不振、下痢などの症状をおこすことがあります。


③長期間服用しているときに、血圧上昇、むくみ、体重増加、脱力感手足けいれん麻痺まひなどの異常を感じたら、服用を中止し、すぐに医師に報告してください。


 また、各種の検査を指示されたら、必ず受けてください。

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「酸棗仁湯」の解説

さんそうにんとう【酸棗仁湯】

漢方薬一つ生薬(しょうやく)酸棗仁知母(ちも)川芎(せんきゅう)茯苓(ぶくりょう)甘草(かんぞう)などを含む。漢方古典金匱要略(きんきようりゃく)』などに処方が示されている。不眠などに用い、いらいら、のぼせ、口の渇きといった症状をともなうとき、とくに有効とされる。心身の疲れがあり弱っている人がおもな対象

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デジタル大辞泉プラス 「酸棗仁湯」の解説

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

漢方薬のひとつ。不眠などの症状に処方される。

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