日本歴史地名大系 「金倉寺」の解説
金倉寺
こんぞうじ
前掲縁起条書によると村上天皇の天暦年中(九四七―九五七)に賀茂御油田が寄進された。この御油田は三段で
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
前掲縁起条書によると村上天皇の天暦年中(九四七―九五七)に賀茂御油田が寄進された。この御油田は三段で
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香川県善通寺(ぜんつうじ)市金蔵寺(こんぞうじ)町にある天台宗の寺。鶏足山(けいそくさん)宝幢院(ほうとういん)と号する。本尊は薬師如来(やくしにょらい)。四国八十八か所霊場第76番札所。714年(和銅7)に讃岐(さぬき)の豪族和気道善(わけどうぜん)が如意輪観音(かんのん)像を造立して自在王堂と称し、また道善寺ともよんだのに始まる。その孫広雄が智証(ちしょう)大師円珍で、彼が入寺して地名の金倉郷にちなんで金倉寺と改めた。歴代の天皇からも寺領が寄進され、中世を通じて繁栄した。しかし、鎌倉時代以降たびたび焼失し、一時は真言宗に改宗。江戸時代になり天海が再興し、1651年(慶安4)に天台宗に復した。寺宝に鎌倉時代作の絹本着色智証大師像(国重要文化財)などがある。
[水谷 類]
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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