言含める(読み)イイフクメル

デジタル大辞泉 「言含める」の意味・読み・例文・類語

いい‐ふく・める〔いひ‐〕【言(い)含める】

[動マ下一][文]いひふく・む[マ下二]
納得がいくように説明する。言い聞かせる。「子供たちによく―・める」
あらかじめ言って承知させる。「必ず来るように―・めておく」
[類語]言いなす説得説き伏せる説きつける口説く説伏する言い聞かせる因果を含める引導を渡すいさめる意見諫言諭す諫死注意説教𠮟責諌止苦言忠言忠告勧告警告心添えいまし戒めるたしなめるとがめるくぎを刺す

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精選版 日本国語大辞典 「言含める」の意味・読み・例文・類語

いい‐ふく・めるいひ‥【言含】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]いひふく・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ことがわかるようによく言い聞かせる。くわしく話してその旨をさとらせる。また、あらかじめ話して承知させる。言いくくむ。
    1. [初出の実例]「此の女の童に此の由を云ひ含て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二七)
    2. 「吾腹切て後、屋形に火懸(か)けて敵に頸とらすなと云含(ふク)め」(出典太平記(14C後)一〇)

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