デジタル大辞泉 「言聞かせる」の意味・読み・例文・類語 いい‐きか・せる〔いひ‐〕【言(い)聞かせる】 [動サ下一][文]いひきか・す[サ下二]1 よくわかるように教え諭さとす。説教する。「事の理非をこんこんと―・せる」2 話して聞かせる。「なま憎げなる言葉ども―・せつつ、時々聞こえけり」〈源・蓬生〉[類語]説得・説き伏せる・説きつける・口説く・説伏する・諫いさめる・意見・諫言・諭す・諫死・注意・説教・𠮟責・諌止・苦言・忠言・忠告・勧告・警告・心添え・戒いましめ・戒める・窘たしなめる・咎とがめる・言い含める・因果を含める・くぎを刺す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「言聞かせる」の意味・読み・例文・類語 いい‐きか・せるいひ‥【言聞】 〘 他動詞 サ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]いひきか・す 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙① 話して聞かせる。告げ知らせる。言いきける。[初出の実例]「男にもこのをばのみ心さがなく悪しきことをいひきかせければ」(出典:大和物語(947‐957頃)一五六)② 道理を述べてよく教えさとす。説諭する。言いさとす。[初出の実例]「成程女共も、日比(ひごろ)にいひきかせておきました」(出典:狂言記・拄杖(1730)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例