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鉄橄欖石 てつかんらんせき fayalite

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉄橄欖石
てつかんらんせき
fayalite

橄欖石固溶体の端成分の一つ。 Fe2SiO4 。斜方晶系。比重 4.1,硬度 6.5の暗緑色の結晶。ファヤライトと呼ばれることも多い。普通は苦土橄欖石固溶体をなす。橄欖石中のファヤライトの成分比を表わすのに Fa の略号を使う。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鉄橄欖石
てつかんらんせき
fayalite

橄欖石グループの鉱物の一つで、鉄に富むもの。短柱状、厚板状の結晶をなすほか、塊状で産する。酸化のため表面が褐色になっていることが多く、内部まですっかり分解されていることもある。このようなものでは鉄の一部が三価にかわり、ライフン石laihuniteという別の鉱物になっていることがある。苦土橄欖石と異なり、石英と共存できる。花崗(かこう)岩ペグマタイト、鉄に富む変成岩、デイサイトの空隙(くうげき)などに産する。英名は、北大西洋アゾレス諸島中のファイアル島から産したのでこの名がつけられた。しかし、ここの鉄橄欖石は脚荷(あしに)(船の底荷)として運ばれてきたスラグ(鉱滓(こうさい))中から得られたものと考えられている。[松原 聰]

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