デジタル大辞泉
「雄黄」の意味・読み・例文・類語
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お‐おうをワウ【雄黄】
- 〘 名詞 〙 天然の砒素(ひそ)の硫化物。樹脂状の光沢がある黄色の結晶。染料、火薬などに用いる。ゆうおう。石黄。
- [初出の実例]「令近江国献金青、伊勢国朱沙雄黄」(出典:続日本紀‐文武二年(698)九月乙酉(蓬左文庫本))
- 「松脂(まつやに)を和の琥珀、雄黄(オワウ)を雞冠(けいくゎん)と唱ふべしと台命也」(出典:譬喩尽(1786)五)
ゆう‐おう‥ワウ【雄黄】
- 〘 名詞 〙 砒素の硫化鉱物。普通黄色で純粋なものは顔料として用いられた。石黄。鶏冠石。雌黄。
- [初出の実例]「令三近江国献二金青一、伊勢国朱沙雄黄」(出典:続日本紀‐文武二年(698)九月乙酉)
- [その他の文献]〔本草綱目‐金石部・雄黄・釈名〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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雄黄 (ゆうおう)
orpiment
化学成分As2S3の鉱物。雄黄という和名は,本来鶏冠石の別称であり,orpimentに対しては,雌黄(しおう)または石黄(せきおう)の名称を使用するのが望ましいとされている。レモン黄色透明で,脂肪光沢,へき開面は真珠光沢をもつ。単斜晶系に属し,自形は斜方晶系に近い短柱状である。通常葉片状集合体ないし塊状をなす。へき開は{010}に完全。モース硬度1.5~2,比重3.48。ろうそくで加熱すると容易に溶け,強いニンニク臭を発する。低温熱水鉱脈や温泉沈殿物中に産し,鶏冠石,辰砂,自然ヒ,硫ヒ銅鉱などを伴うことがある。北海道手稲鉱山,群馬県西牧鉱山,青森県恐山噴気帯などに産出する。特有の鮮やかな黄色にちなんだラテン語auripigmentum(黄金色の顔料の意)に由来する名称である。
執筆者:青木 正博
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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雄黄【ゆうおう】
石黄とも。ヒ素の鉱石鉱物の一種。組成はAs2S3。単斜晶系で結晶は短柱状。レモン黄色で,脂肪光沢を有し,透明で屈折率はきわめて高い。へき開は完全。比重3.4〜3.5,硬度1.5〜2。有毒。低温で生成,熱水脈や温泉沈殿物として産出する。
→関連項目鶏冠石
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雄黄
ゆうおう
orpiment; arsenblende
石黄ともいう。 As2S3 。単斜晶系の鉱物。硬度 1.5~2,比重 3.4~3.5。通常,黄色ないし帯褐黄色。条痕は黄色。透明ないし半透明。樹脂状光沢。葉片状,柱状の自形結晶として産することが多い。劈開{010}に完全。低温の熱水成鉱脈,火山の噴気孔や硫気孔および温泉などに昇華物,沈殿物として産するほか,鶏冠石の変質物としても産する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ゆうおう【雄黄】
色名の一つ。天然の硫化砒素化合物を用いた顔料の赤みを帯びた黄色のこと。または、そのような色。主に塗料として用いられたが、有毒であり現代では使われていない。英名はオーピメント(orpiment)。
出典 講談社色名がわかる辞典について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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