翻訳|orpiment
orpiment ,arsenblende
化学組成As2S3の鉱物。石黄とも。単斜晶系,空間群P21/n, 格子定数a1.147nm, b0.957, c0.424, β90°27′,単位格子中4分子含む。通常,黄色亜透明~亜半透明の葉状・柱状塊。樹脂状光沢をもつが劈開面は真珠光沢。劈開{010}完全,硬度1.5~2,比重3.4~3.5。条痕黄色。方位X=b, Y∧c1°~3°,2V(-)76°, 光分散r>v強,屈折率(Li)α2.4, β2.81, γ3.02。閉管内で熱すると揮発し,暗黄色昇華物を生ずる。低温熱水鉱脈や温泉に産する。ラテン語のauripigmentum(黄金の顔料)からなまった名前で,黄色をしており,しかも金を含んでいると思われていたところから名づけられた。中国ではrealgarを雄黄,orpimentを雌黄という。
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
化学成分As2S3の鉱物。雄黄という和名は,本来鶏冠石の別称であり,orpimentに対しては,雌黄(しおう)または石黄(せきおう)の名称を使用するのが望ましいとされている。レモン黄色透明で,脂肪光沢,へき開面は真珠光沢をもつ。単斜晶系に属し,自形は斜方晶系に近い短柱状である。通常葉片状集合体ないし塊状をなす。へき開は{010}に完全。モース硬度1.5~2,比重3.48。ろうそくで加熱すると容易に溶け,強いニンニク臭を発する。低温熱水鉱脈や温泉沈殿物中に産し,鶏冠石,辰砂,自然ヒ,硫ヒ銅鉱などを伴うことがある。北海道手稲鉱山,群馬県西牧鉱山,青森県恐山噴気帯などに産出する。特有の鮮やかな黄色にちなんだラテン語auripigmentum(黄金色の顔料の意)に由来する名称である。
執筆者:青木 正博
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→石黄
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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