翻訳|orpiment
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
化学成分As2S3の鉱物。雄黄という和名は,本来鶏冠石の別称であり,orpimentに対しては,雌黄(しおう)または石黄(せきおう)の名称を使用するのが望ましいとされている。レモン黄色透明で,脂肪光沢,へき開面は真珠光沢をもつ。単斜晶系に属し,自形は斜方晶系に近い短柱状である。通常葉片状集合体ないし塊状をなす。へき開は{010}に完全。モース硬度1.5~2,比重3.48。ろうそくで加熱すると容易に溶け,強いニンニク臭を発する。低温熱水鉱脈や温泉沈殿物中に産し,鶏冠石,辰砂,自然ヒ,硫ヒ銅鉱などを伴うことがある。北海道手稲鉱山,群馬県西牧鉱山,青森県恐山噴気帯などに産出する。特有の鮮やかな黄色にちなんだラテン語auripigmentum(黄金色の顔料の意)に由来する名称である。
執筆者:青木 正博
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新