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雌黄 しおう

色名がわかる辞典の解説

しおう【雌黄】

色名の一つ。藤黄とうおうともいう。黄色顔料の雌黄を用いた色のこと。ややみがかった黄色。原料は東南アジア産オトギリソウ科の植物から採取する黄色樹脂。日本画絵の具にも用いられた。古くは中国で詩などの添削を行うときに雌黄を用いたことから、添削や批評することを「雌黄を加える」といった。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

デジタル大辞泉の解説

し‐おう〔‐ワウ〕【雌黄】

石黄(せきおう)」に同じ。
タイ・ベトナムなどに産するオトギリソウ科植物からとった黄色の樹脂。黄色絵の具として日本画などで用いられる。草雌黄。藤黄(とうおう)。ガンボージ
(昔中国で、文字の抹消に1を用いたところから)詩文を改竄(かいざん)したり、添削したりすること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しおう【雌黄】

石黄せきおう」に同じ。
〔古く中国で、を塗って文章の誤りを正したことから〕 詩文を改竄かいざんしたり、添削したりすること。
「ガンボージ」「ガンボージの木」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の雌黄の言及

【雄黄】より

…化学成分As2S3の鉱物。雄黄という和名は,本来鶏冠石の別称であり,orpimentに対しては,雌黄(しおう)または石黄(せきおう)の名称を使用するのが望ましいとされている。レモン黄色透明で,脂肪光沢,へき開面は真珠光沢をもつ。…

※「雌黄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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