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雨裂 うれつgully

翻訳|gully

4件 の用語解説(雨裂の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雨裂
うれつ
gully

ガリー,雨谷ともいう。雨水や融雪水の流下によってつくられた溝状の地形。植生のない軟らかい土壌の傾斜地に発達しやすい。その小規模なものをリル rillという。土壌浸食の一つの型で,アメリカでは,大型農業機械が横断できない規模のものまでをいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

うれつ【雨裂】

地表流の浸食により形成された小谷。斜面に降った雨は流下する途中でわずかな凹地に集中し,無数の流れの筋をつくる。この筋は細溝(さいこう)(リルrill)と呼ばれ,雨のたびに水が集中して深く削られ,急な谷壁を持つV字型の小谷が形成される。さらに谷頭浸食も加わって,谷の長さも大きくなる。このようにして形成された小谷を雨裂といい,ガリgullyとも呼ぶ。雨裂は降雨時に急激に形成され,その中を濁流が流下するが,降雨後はたちまち減水し,流水がみられなくなることが多い。

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世界大百科事典内の雨裂の言及

【浸食作用】より

…雨食rain washは雨水が直接に土地を削り取る作用で雨洗ともいう。雨食には降雨が衝突して土を動かす雨滴浸食splash erosion,雨水が地表を流れて細流(リルrill)となり,土粒が動かされて地面に浅いくぼみがつく細流浸食(rill erosionリル・エロージョン),幾多の細流が地面を覆って広がる布状洪水sheet floodによって土地が全体的に浅く削られる布状浸食sheet erosion,さらに細流が集中して雨裂(雨溝,ガリーgully)を刻むガリー浸食gully erosionが含まれる。雨食が目だって作用するのは火山麓のような緩傾斜面や大陸台地のような平たん面や段丘面などであり,河川の谷頭よりも相対的に上位にあたる場所におこる。…

【谷】より

…そのようなわずかな水が流れている所で大きな谷を形成することはできない。谷のでき始めは雨が降ったときだけ水が流れる細い溝が地表面に刻まれたときで,その溝を雨裂という。雨裂が深くなり,幅を増すとしだいに小さな谷に成長する。…

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