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雪月花 セツゲッカ

デジタル大辞泉の解説

せつ‐げっ‐か〔‐クワ〕【雪月花】

《「せつげつか」とも》
雪と月と花。四季の自然美の代表的なものとしての冬の雪、秋の月、春の花。四季おりおりの風雅な眺め。つきゆきはな。
茶の湯で、一座七、八人が・月・花の札をひき、雪に当たった人が菓子を食べ、月の人が茶を飲み、花の人が点前を行うもの。裏千家玄々斎が七事式の追加として考案した。

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デジタル大辞泉プラスの解説

雪月花

大分県大分市、橘柚庵古後老舗(きつゆあんこごろうほ)が製造・販売する銘菓。餅米で作った薄い煎餅種で柚子練りをはさんだもの。

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大辞林 第三版の解説

せつげつか【雪月花】

雪と月と花。四季における美しい風物。月雪花げつせつか・つきゆきはな

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

雪月花
せつげつか

四季折々の自然の風物のなかで、もっとも雅趣あるものとされるものの総称。白楽天の詩に「雪月花の時に最も君を憶(おも)う」などとあるように、東洋的な風雅の心を抽出した概念の集約であるが、限定的には、春の桜、秋の月、冬の雪をいい、風流韻事の最たるものとして、平安時代以来、日本人の風雅の心の根幹を形成するとともに、象徴的素材として美的生活を支える基盤となってきた。三枚組の絵の画題となったり、歌舞音曲の三段構成の名に用いられたり、茶道で茶式の名として用いられるのは、こうした伝統の表れである。なお、これらに時鳥(ほととぎす)を加え、より限定的には、「春の花、秋の月、雪の曙(あけぼの)、夕さりの時鳥」といって賞した。[宇田敏彦]

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世界大百科事典内の雪月花の言及

【詩語】より

…この種の美学が,必ずしも日本独自のものではなく,元来は古代中国以来の美意識を継承するものであったにせよ,とくに日本の詩歌の中で洗練されてきたことは否定できない。明治以降の近代においても,われわれはたとえば〈雪月花〉という季題の三文字によって,日本の自然の美を簡潔に要約して語ることに慣れている。現代俳句が,無季を標榜する俳人たちを内部に少数派として抱えながらも,大勢としては依然として俳句歳時記をかたわらに置き,季題・季語の宝庫に日夜出入りしている厖大な作句者たちによって支えられていることは,1000年以上に及ぶこの精緻な〈詩語の体系〉の威力を物語るものであろう。…

※「雪月花」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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