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霊鑑寺 れいがんじ

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世界大百科事典 第2版の解説

れいがんじ【霊鑑寺】

京都市左京区鹿ヶ谷にある臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院。円成山と号する。通称〈谷の御所(たにのごしよ)〉,また〈鹿ヶ谷比丘尼御所〉。本尊如意輪観音。後水尾法皇の発願で皇女浄法身院宮宗澄尼(多利宮)を開山に,寺領120石を寄せて開創,1654年(承応3)勅許により円成山霊鑑寺と称した。そののち明治維新まで皇女が入寺して歴代住持となり,堂宇再造には禁裏の旧御殿を下賜されるなど,皇室との関係は深かった。現在本堂,庫裏,書院,表門などを備え,寺域は広く,境内は閑寂典雅な景趣に富む。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

霊鑑寺
れいかんじ

京都市左京区鹿ヶ谷(ししがたに)御所ノ段町にある臨済(りんざい)宗南禅寺派の尼寺。山号は円成山(えんじょうさん)。谷(たに)御殿、鹿ヶ谷御所ともいう。本尊は如意輪観音(にょいりんかんのん)。1653年(承応2)後水尾(ごみずのお)天皇は霊夢を感じ、如意ヶ岳(大文字(だいもんじ)山)山頂にあった如意寺の如意輪観音像を移し、西麓(せいろく)の鹿ヶ谷に当寺を建立、その際、如意寺に伝わる霊鏡も移したことから寺号を命名した。後水尾天皇の皇女宗澄(そうちょう)内親王が入住して開基となり、当時は現在地の南隣にあったが、1687年(貞享4)後西(ごさい)天皇の皇女普賢院(ふげんいん)宮が住持したとき父帝の旧殿を賜り、現在地に移建した。以来鹿ヶ谷比丘尼(びくに)御所と称し、代々皇女が入寺して霊鑑寺尼宮とよばれた。後水尾、後西、光格(こうかく)諸帝の宸翰(しんかん)などが伝わる。[平井俊榮]

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