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青木正児 あおきまさる

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

青木正児
あおきまさる

[生]1887. 下関
[没]1964. 京都
中国文学者。京都大学狩野直喜鈴木虎雄に学び,東北大学などを経て京都大学教授。 1920年に雑誌『支那学』を創刊し,いち早く魯迅らによる中国の文学革命を紹介する。戯曲史研究の名著『支那近世戯曲史』 (1930) をはじめ,『支那文学思想史』 (43) 『清代文学評論史』 (50) などの専門書に加えて,『中華名物考』『琴棋書画』などの趣味,名物学や,『江南春』などの随筆もあり,書画や音楽もよくする文人として知られた。

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デジタル大辞泉の解説

あおき‐まさる〔あをき‐〕【青木正児】

[1887~1964]中国文学者。山口の生まれ。京大卒。東北大・京大などで中国文学を講じ、中国の文学や戯曲などのほか書画・飲食・風俗に関する論考を残す。著書に「支那文学思想史」「支那近世戯曲史」「中華名物考」「琴棊(きんき)書画」「華国風味」など。

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百科事典マイペディアの解説

青木正児【あおきまさる】

中国文学者。山口県に生まれる。明・清の戯曲を論じた《支那近世戯曲史》,歴代の文学・音楽・美術などを論じた《支那文学芸術考》は,中国芸術研究上有名で,その風格ある文体は定評がある。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

青木正児 あおき-まさる

1887-1964 大正-昭和時代の中国文学者。
明治20年2月14日生まれ。狩野直喜(かの-なおき),鈴木虎雄らにまなぶ。大正9年に小島祐馬(おじま-すけま),本田成之(しげゆき)らと「支那学」を創刊。東北帝大や母校京都帝大の教授をつとめ,中国の文学,演劇,音楽,書画,風俗を研究した。昭和39年12月2日死去。77歳。山口県出身。号は迷陽。著作に「清代文学評論史」「中華名物考」など。
【格言など】「茶酒論」以前の酒に対する抗議を見るに,それは下戸(げこ)が上戸(じょうご)へのおかやきが原因である(「抱樽酒話」)

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世界大百科事典 第2版の解説

あおきまさる【青木正児】

1887‐1964(明治20‐昭和39)
下関市に生まれ,第五高等学校を経て京都大学に進み,狩野(かの)直喜,鈴木虎雄に師事,特に中国演劇の研究に励み,のち《支那近世戯曲史》(1930)を大成した。その後,東北大学,京都大学で教え,文学のほか書画,民俗にもわたる独創的な著述が多く,また滋味豊かな随筆によって文人の本領を見せた。謹厳と磊落(らいらく)の両面を備えた人柄の魅力は全著作を裏打ちしている。全集10巻(1970‐75)がある。【入矢 義高

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大辞林 第三版の解説

あおきまさる【青木正児】

1887~1964) 中国文学者。山口県生まれ。京大卒。中国の文学・戯曲などのほか書画・風俗などの論考を残す。著「支那文学思想史」「支那近世戯曲史」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

青木正児
あおきまさる
(1887―1964)

中国文学者。号は迷陽(めいよう)。山口県下関に生まれる。京都帝国大学文科の狩野直喜(かのなおき)、幸田露伴(ろはん)に師事、1920年(大正9)小島祐馬(おじますけま)、本田成之(しげゆき)らと雑誌『支那(しな)学』を創刊、「京都シナ学」の形成に寄与した。東北大学、京都大学教授を歴任、定年後は山口大学、立命館大学に講じて没年に及んだ。著書に、中国語訳になった明清(みんしん)演劇史の研究『支那近世戯曲史』や、文芸思想研究の『支那文学思想史』『清代文学評論史』のほか、中国古典に関する注釈や書画、音楽などの芸術論から酒茶、食品に及ぶ博大な名物考証風の論考を残し、精深な中国理解を示した。[戸川芳郎]
『『青木正児全集』全10巻(1969~1975・春秋社)』

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