「新撰字鏡」には「韮 太々美良」とあり、「十巻本和名抄‐九」には「韮〈略〉和名古美良」とある。平安時代にはタダミラ(タタミラ)・コミラなどのミラ系が中心。後期から末期にはニラも現われ、「観智院本名義抄」には「タダミラ ニラ コミラ」と並んでいる。中世から近世は、ニラが優勢。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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