音吐(読み)オント

デジタル大辞泉 「音吐」の意味・読み・例文・類語

おん‐と【音吐】

ものを言うときの声。こわね。
[類語]音声発声美声悪声金切り声だみ声どら声胴間声鼻声裏声小声猫撫で声声色肉声人声地声大声大音声蛮声がらがら声しゃがれ声しわがれ声塩辛声ハスキーボイス風邪声含み声作り声嬌声奇声悲鳴声を上げる声を大にする声を張り上げる声を尖らす声を嗄らす声を忍ばせる声を潜める声を荒らげる声を落とす声を掛ける声を殺す声を揃える声を立てる声を呑む声を励ます声を振り絞る

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精選版 日本国語大辞典 「音吐」の意味・読み・例文・類語

おん‐と【音吐】

  1. 〘 名詞 〙 声の出し方。また、音声。こわね。
    1. [初出の実例]「文字を指して声を発せしめしに、音吐各異なれども、其声は略文字に合す」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)
    2. [その他の文献]〔南史‐斉本紀・廃帝鬱林王〕

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普及版 字通 「音吐」の読み・字形・画数・意味

【音吐】おんと

ものいう声。〔唐書、盧鈞伝〕元日、含元殿に大す。鈞、年十、升すること儀の如く、吐鴻暢なり。擧す。

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