東牟婁郡と西牟婁郡の境にある
平安中期の僧増基の紀行「いほぬし」には、「おとなし川」に頭の白い烏のいたことが記され、歌を詠んでいる。「平家物語」巻一〇(熊野参詣)は「大悲擁護の霞は熊野山にたなびき、霊験無双の神名はおとなし河に跡をたる」と記す。また説経「小栗判官」では「いかに客僧、此つゑになんぼう由来のましますなり。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…東京都台東区北部,JR山手線鶯谷(うぐいすだに)駅北東部一帯の地名。上野台の崖下の低湿な土地であったが,上野の山を背景とした音無(おとなし)川の清流や四季の田園風景を求めて,江戸時代後期,とくに文政・天保(1818‐44)ころには多くの文人が居を構え,〈呉竹の根岸の里〉とよばれた。またウグイスが多かったので〈初音の里〉の称もあった。…
※「音無川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新