音無川(読み)オトナシガワ

  • おとなしがわ ‥がは
  • おとなしがわ〔がは〕

精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 歴史上の著名人物などが、祈願または強請によって、川の音を止めたという伝説。また、その伝承をもつ川。
[2]
[一] 和歌山県東部、熊野川上流部の支流名。熊野本宮大社の付近を音無の里と称したため呼ばれた。熊野大社参詣の最後のみそぎ場。歌枕。
[二] 東京都北区南部、石神井(しゃくじい)川の下流部の呼称。熊野本宮大社を勧請した王子権現の付近を流れるため、熊野川上流部の呼称をあてた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の音無川の言及

【根岸】より

…東京都台東区北部,JR山手線鶯谷(うぐいすだに)駅北東部一帯の地名。上野台の崖下の低湿な土地であったが,上野の山を背景とした音無(おとなし)川の清流や四季の田園風景を求めて,江戸時代後期,とくに文政・天保(1818‐44)ころには多くの文人が居を構え,〈呉竹の根岸の里〉とよばれた。またウグイスが多かったので〈初音の里〉の称もあった。…

※「音無川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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