デジタル大辞泉の解説
2 音程や調子が外れて歌を正確にうたえないこと。
3 あることに関して感覚が鈍いこと。また、その人。「方向
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音楽が不得意であること、またそのような人に対して軽蔑(けいべつ)や謙遜(けんそん)の意味を込めていう俗語。大正初期の一高生による造語か。音の高さの弁別や表出が不正確であることをさすことが多いが、転じてリズム音痴、方向音痴などのように、他の音楽側面や音楽以外の感覚に対しても使われる。病理学的には感覚性音痴と運動性音痴が区別される。前者は音高、拍子、リズム、音量などを聞き分ける能力がない、または不完全なものをさし、後者はそのような感覚はあっても、いざ歌うとなると正しく表出できないものをさす。これらは大脳の先天的音楽機能不全であるとする説もあるが、環境の変化や訓練によって変わるし、しかも幼少時期にとくに変わりやすいので、むしろ後天的な要因のほうが大きいと思われる。とすれば、ある社会のなかで音痴といわれる人も別な社会に行けば音痴でないこともありうることになる。とくに軽症の場合は心因性のことが多いので、劣等感を取り除くべく練習を重ねれば文化に応じた音楽性が身につく。身体発育の段階によっては、声域異常や嗄声(させい)(しゃがれ声)などの音声障害のため音痴と誤解されることもあるが、楽器の操作は正しくできることもある。音楽能力が以前にはあったのに疾病により音痴となった場合のことを失音楽症という。
[山口 修]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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